技術要素 – ミヤマ工業(株) 自動車･電気機器部品製造静岡県富士宮市

ミヤマ工業株式会社では、製造技術の開発、生産の効率化、品質の向上に努めています。

塑性加工における板厚減少率を抑えた高度な絞り加工や、卓越した溶接・バフ研磨技術、切削での穴公差30μを量産で確保する高硬度材のボーリング加工技術など、当社ならではの技術と品質でお客様のニーズにお応えしています。

塑性加工

塑性加工では、材料をプレスして変形させることで目的とする形状に成形します。各種プレス機の金型設計の自社開発や、板厚減少率を抑えた高度な絞り加工など、高度な塑性加工を実現しています。

溶接では、曲げ加工された金属などの素材を熱で溶かし、接合させます。当社では、溶接と研磨による美しい溶接面や、ハイテン材と炭素鋼など異素材のCO2アーク溶接などの溶接技術を確保しています。

切削加工は、切削のための機器により素材を切り削って成形する加工方法です。ミヤマ工業では、高硬度材のボーリング加工（浸炭焼入品）により穴公差30μを量産で確保しています。

自動車や家電の部品の一部として使われるさまざまな機器の部品の組立加工に対応しています。溶接やプレス加工を複雑に組み合わせた加工も得意としております。

自社ラインの工程を見直し、ロボットの導入や自社開発機器を積極的に活用することにより、工程の効率化と製造スピードを確保しています。

人的動作を、自社技術で機械化・自動化することによって、作業者の負荷を軽減させると同時に、様々なエラーリスクを抑え、効率化を実現しました。

画像検査機器など、生産ライン内の検査機器を自社開発することで、ヒューマンエラーなどの人為的ミスを抑え、工程ジャンブ防止インターロックを実現しています。

ミヤマ工業の製造フローは、企画から設計、製造ラインでの試作、運用・保守までを社内で実施。より高品質な製品を求めるお客様のニーズにお応えしています。